
祝!朝ドラ出演!!
- 陽 荒居
- 3月30日
- 読了時間: 4分
更新日:4月2日
本日3/30(月)放送開始のNHK連続テレビ小説「風、薫る」に劇団なすののメンバーが出演します!
1話目は小道具の臼井明子さん。
2話目にわたくし荒居です。
いずれもちょろっとだけですがご覧になってみて下さい。他にも栃木県の演劇界隈に詳しい人なら知り合いが出ているかも?!番宣でも放送に乗ったらしいので本編でも使われるんじゃないかと。
去年の夏に、らくりん座の代表から「こんな話(キャスト募集)があるけど、やる?」って聞かれたのがきっかけ。劇団員にも「来年は25回公演。みんなで応募してぇ、誰でもええから(笑)一人でも採用されて劇団名がクレジットされたら面白いれぇべ?ええPRにもなるしよぉ。」ってなことでノリで応募したら2人も通ってしまいました。
募集してる役柄に体格も年齢も合うものが一つもなかったし、こちらから送った動画もこれで良いのかな?ってものだった(もちろん真面目にはやったけど酔っぱらいの浮浪者だからさ)だけにちと意外でした。
内容については言えませんが、応募の際に経歴と共に「長いことやってる市民劇団のPR になればと思って」と書いて採用されたのでちょっとくらい便乗するのは大丈夫でしょう。だよね?
このドラマは、明治期にトレインド・ナースの先駆けとなった大関和(ちか)と鈴木雅(まさ)をモデルとしたドラマです。
原案となったのは田中ひかる著「明治のナイチンゲール 大関和物語」。
大関和とは?この本から1部抜粋すると…
『大関和は幕末の安政五(1858)年、下野国の黒羽藩(現栃木県大田原市付近)の国家老、大関弾右衛門とその妻哲の間に二男三女の次女として生まれた。』第1章より。
『今や看護師という職業なくして、医療の世界は一日も成り立たない。(中略)しかしかつては、「金のために汚い仕事も厭わず、時には命まで差し出す賤業」と見なされていた。
家老の家に生まれながら、この「賤業」に就き、生涯をかけて「看護師」の技能の向上と制度化に努めたのが、大関和である。和は離婚して二人の子を育てる母親でもあった(鈴木雅も)。これは近代日本において、看護婦という職業の礎を築いた二人のシングルマザーの物語である。』プロローグより。という何やらすごい人物。
で、台本いただいてまず驚いたのが役名でした。
・主人公が「一ノ瀬りん」。…ほう。
・その母が「美津」。…なるほど。
「りん」と「みつ」ねぇ…うん。なかなかいい名前じゃないか。…はて?何かどっかで聞いたことあるなぁ。りんとみつ…。何だっけ?…あっ思い出した!那須塩原市の市民劇団「劇団なすの」が毎年上演し続けて令和8年度記念すべき第25回公演を迎える『那須野の大地』の主人公とその母と同じ名前ではないかッ!!これには作者の広島友好さんもびっくり。
ひょっとして脚本家の方が「那須野の大地」を観たことがあるのかな?んな訳ないか。そこん所は知りようもないけど「那須野の大地」は開拓の話なので大人も子供もみんなよく働く。しかも人力です。そしてドラマの原案を読むと和もとにかくよく働くんだ。子育てをしながら黒羽での畑仕事にはじまり数年で英語を身に付け看護師になってからは東京から新潟へ行ったかと思うとまた東京に戻って、その間はコレラだの赤痢だの関東大震災だのと。「那須野の大地」とは時代設定と共に登場人物の生きる力と弱さ、困難を乗り越える家族や仲間たちとの強い絆といった部分で共通点があるので「風、薫る」、これはもはや「那須野の大地」のスピンオフ、いや「りん」と「みつ」のパラレルワールド・ストーリーなのです!!
とにかく、成り行きで演劇を始めてそれなりに頑張って10年ほどになりますが思いがけずこのような機会に恵まれました。何事も続けるってだいじですね。
も馬もなく放送に開始となります。全栃木県民は録画予約して正座して待機するように!テレビがないならオンデマンドに登録するべし!
令和8年度は舞台「那須野の大地」と姉妹作「風、薫る」をどうぞよろしくお願いします。
「那須野の大地」広島友好作 初回上演台本はこちらで読めますのでよろしかったらどうぞ。
[日本劇作家協会] 戯曲デジタルアーカイブ https://share.google/BuNg1KLurxpYBNKrW



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