
『稽古は常に愉快に実施するを要す』
- 陽 荒居
- 4月14日
- 読了時間: 2分
先週の日曜日は「那須野の大地」2回目の稽古でした。
あ、タイトルは合気道の開祖 植芝盛平大先生のお言葉であります。良いよね。
さて、用事があったので30分ばかし遅刻していったらみんな何かやってる…
どうやらグループに分かれて四季を表現している様子。どうやらこういったものをシアターゲームと言うらしい。
部屋の片隅で息を潜めていたのだが、らくりん座の代表に見つかり最後のグループに放り込まれてしまった。しまった…来ていきなりこれは正直キツイんだよなあ…と思いつつも数日前に49歳になったばかりの私はテンションをぶち上げて雪遊びを表現するのだった。
照れたりもせずこうやっていきなりスイッチを切り替えられるのも演劇を何年かやってきたからかな(もとからと言う説もある( ̄ー ̄)ニヤリ)。
その後は昨年12月に亡くなったいわむらかずおさんの絵本を題材にした短い台本を5グループに分かれて読み合わせ。
主なキャラクターのカメとトガリネズミとテントウムシがトガリ山に登ることについてのお話し。
みんな思い思いのキャラクターづくりをしているが、それそのものよりもそこから来るスケール感の違いが個人的には面白かった。自分では擬人化してるもんだから安易に人間のスケールでものすごく高い山をイメージして読んでしまったが、子供たちは小動物や虫になりきっている様に聞こえてくるのでミクロな視点から小さい山を巨大なものとして聞く側に想像させる効果があるのだなあと感じた。
そしていつも婆ちゃん役やってる人に至ってはネイティブの栃木弁なので急にそこらのぐっと身近な関谷辺りの山になってるのが良かった。方言の持つパワーよ(笑)
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