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執筆者の写真陽 荒居

演者紹介その7!

今回は桐山熊蔵役の長谷川さん。

しばらく前に、僕が子供達を稽古に送迎してたら舞台に上げられちゃった時にニヤニヤしてた人です(笑)

とにかくいい声ですこの人。はい。

ついでに言うと、去年まで武蔵をやってた息子の小1の時の担任の先生が長谷川さんの娘さんでした。


さて「那須野の大地」は桐山家と鶴見家の二家族が軸となる物語です。

どんな関係かと言うと…

僕が演じる鶴見幸作は那須野に引っ越してきた翌日に騙されていたと気づくんですね。

で、遊びに来た桐山家の娘(うめ)の前で(!)越後へ帰ると駄々こねて家ぶっ壊すくらい暴れた挙げ句ばあちゃんに張り倒されて泣くんです(なんて奴だ🤣🤣🤣)


そんな話をうめから聞いているであろうにも関わらず、その翌日に初対面で「何でも聞いてくれ(いね)。」と。

そのお陰で仲良くなり、他の移住人とも打ち解けるという訳です。

熊蔵も幸作も酒と博打が大好きでね(笑)

それから困った時に色々と世話を焼いてくれる家族なんです。

しかし、物語は過酷です。

疎水が引かれることを夢見たこの二家族の行く末は大きく分かれることに…。

そのきっかけは何なのか?

どのような運命をたどるのか?

是非劇場でご覧ください!


・名前

長谷川操


・自己紹介

地域の歴史をひも解くのが好き。

縄文時代や古墳時代を皮切りに、昔の地域の姿が印刷された古絵葉書をコレクションしながらいろいろ物語っている。

旧湯津上村生まれ、団体職員(某水遊園勤務)で、只今還暦真っ最中。


・参加回数

10周年記念公演から参加。年数で言えば15年目になるが、公演回数で言えば13回目かな。いつの間にか古株になっている。

初参加の鶴見幸作とW幸作(移住人)のダブルキャストを経て、世話人、桐山熊蔵、風間の親方、そして再び桐山熊蔵に返り咲き。


・参加するきっかけ

今は昔、「那須野の大地」の演劇に参加したいと飛び込んだ娘を送迎する保護者だったはずが、いきなり…。


・参加してみての感想

ライトを浴びて真っ白な世界が広がり、今までのちっぽけな自分がはじけ飛んでしまった。


・今回の役名

桐山熊蔵


・その役はどんな人物?

富山からの移住人(自分の4代前の先祖も、同じく富山から移住してきたらしい。奇遇なこと。)。

主役の鶴見幸作たち一家にあれこれ世話を焼く桐山家の主人。

女房のいねとともに陽気でおおらかなおやじだが、次第に開拓の生活苦に飲み込まれていく。


・演じるうえで大切にしていることは?

自分を忘れること。


・公演にかける意気込み

笑うも泣くも気持ちよく演じて、お客様にその心をしっかり受け止めてもらいたい。


・「那須野の大地」ここを見て欲しい!

特に子どもたちの演技。主役のりんやタケをはじめキツネに至るまで、セリフの一つ一つ、舞台を所狭しと動き回る姿。

この子たちの演技があるからこそ「那須野の大地」は成り立っているというさまを感じていただきたい。


・その他

見て感動するのはもちろん、演じて感動することを共有できる仲間が増えてくれるといいな。


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