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執筆者の写真陽 荒居

勉強会ツアー!

#劇団なすの 本日は稽古を軽めに切り上げて勉強会!というか遠足です(^^)

那須野が原博物館と那須疎水公園に行ってきました。

最近リニューアルした那須野が原博物館では動物標本や疎水に関する各種資料、取入口の模型や当時の開拓民の住まい(ちと立派すぎやしないか?)などの展示が多数。

那須野が原の特殊な地形や自然環境、古代人の遺跡から明治期の開拓民の暮らしや疎水が引かれるまでの経緯が分かりやすく展示されています。

ちなみにジオラマの声の出演は劇団なすの(OB・OG含む)。

水がいっぱいに入った天秤棒を担ぐ体験もできますよ。

「那須野の大地」の台本では水汲みに行くのに蛇尾川まで片道一里となってますが…いやこれ無理だろ。

実際はもっとバランス悪そうだし腰と肩が無事では済まなそう。

しかもこれ子供用だとぉ!?いやはや。


お次は那須疎水公園。

実は行ったことなかったのは内緒です🤫

えっと…遠いんですけど。

車で30分くらい。

移住人たちはここまで歩いたのか…。

草履や草鞋で?

コンビニもないのに?

でもさすがに隧道工事のときは毎日通ってないですよね?泊まり込みですよね?


駐車場から急坂を降りると先ほど博物館で見た取り入れ口の実物があった。

なるほど〜一次取り入れ口(取水口)を改良して三次となったのが現在の形と。

ちなみに百年前はこう。

提供は劇団員の長谷川操さん。

古い絵葉書のコレクションをしてらっしゃいますので他にも何枚かご紹介。

そんで、二次取り入れ口はというとちょっと離れたところにもあった。

現在の取水口はもっと奥らしい。


こうしてみると150年ほど前の人々の持っていたエネルギーや執念はすごいものです。

まさに「那須野が原を水と緑の大地にして見せる」という台詞の通り。

だからこそ江戸から明治へと封建社会をひっくり返して近代化を成し遂げることが出来たのでしょう。

そのお陰で今の豊かな暮らしがあるわけですから有り難いことです。


先人達への感謝と尊敬の念を新たにして今年度の公演に向けての稽古に励みたいと思います。

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